国際ロータリー第2510地区ガバナー
出村 知佳子
(札幌北RC)
「基本理念」を大切にし、「DEI(多様性、公平性、包摂性)」と「帰属意識」、「Well-being(幸福)」、「クラブ体験」と「クラブ文化」を重視し、Irresistible(魅力的)になるための1年を創造しています。この組み合わせにより、より確かなコミュニティを築き、クラブ会員が満足度の高い体験を得ることができることを楽しみにしています。これらが融合することで、より確かなコミュニティを築き、クラブ会員が満足度の高い体験を得ることができると感じています。そして、これらが各クラブの運営にとって重要な、ステファニー・A・アーチック会長のテーマ「ロータリーのマジック」につながることに焦点を当て、ガバナーとして地区の発展に精一杯尽力いたします。
「DEIと帰属意識」が結びつくことは、会員、クラブ、地区が多様性を尊重し、すべての会員が尊重され、インクルーシブな環境を作り出すことを意味します。異なるバックグラウンドや意見を持つメンバーが互いを尊重し、共に協力して活動することで、安心を見出し、地区全体の結束力も高まります。また、帰属意識は、メンバーが地区やクラブに誇りを持ち、参加意欲を高める重要な要素です。「Well-being」の重要性も見逃すことはできません。メンバーの健康と幸福を促進することは、ロータリーの理念においても中心的な位置を占めています。
「クラブ体験と文化の形成」は、メンバーが居心地の良い環境で活動し、成長することを支えます。明るく魅力的なクラブ運営は、地区全体の健全な成長を促進し、メンバーの幸福感を向上させることにも貢献します。基本理念とリーダーシップとが確立された魅力的なクラブは、地域においても大きな信頼を築き、健全な発展を遂げていくことでしょう。このような発展が中長期的に実現していくように各クラブをサポートし、適切な情報や支援を提供することで、地区全体の意識と信頼性を更に向上させることができると考えます。
「平和構築」がロータリーアンだけでなく、「ロータリーファミリー全体の共通の目的」であることを強調したいと思います。地域社会や国際社会において「平和を促進する使命」を共有し、共に協力し、平和を築くための取り組みを推進していくことが重要です。
「DEI、帰属意識、Well-being、魅力あるクラブ運営」を基本に、各クラブが多くの「アクション」を生み出し、地区の発展と会員の満足度向上を得られるよう、Irresistible(魅力的)なクラブ体験の支援に努めてまいります。各クラブが共に力を合わせ、「勇気を出して行動」多くの「ロータリーのマジック」が生まれるよう思いを描き、就任挨拶とさせていただきます。